スプリームワンダー（2001年生、母ヘルメスベリー）

スプリームワンダー（2001年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最高の驚異　ワンダーホースの異名をとった父を越える活躍を」。毛色は栗毛。種牡馬のアラジ（当時12歳）と交配したヘルメスベリーが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方11戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の一般C23。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにてで一口馬主が募集された。

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

7月11日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

11月17日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2005年）

1月18日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた5戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオールラックをクビ差制して初勝利を挙げた。

3月8日、中3週で迎えた6戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月16日、連闘で迎えた7戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた8戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた9戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた10戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた11戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C18（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカツイチダイナに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2006年）

1月15日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた14戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。