ワキノノーブル（2021年生、母トウケイスペシャル）

ワキノノーブル（2021年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+気高い」。毛色は鹿毛。種牡馬のトウケイヘイロー（当時12歳）と交配したトウケイスペシャルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社大作ステーブル。主な勝ち鞍は2023年のメイクデビュー阪神(新馬)。

経歴

デビュー前

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月24日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のタマモブリリオに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2024年）

1月28日、中4週で迎えた2戦目は、3歳1勝クラスのくすのき賞（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

10月12日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた6戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

4歳（2025年）

3月30日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

8月9日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた9戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。