ジーブラウン（2011年生、母グランプリシリウス）

ジーブラウン（2011年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「馬主名より＋茶色」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時12歳）と交配したグランプリシリウスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は目黒牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方36戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の3歳B3。

経歴

デビュー前

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

9月21日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。17頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

12月12日、中7週で迎えた4戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた5戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

3歳（2014年）

1月10日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカツゲキビクトリーに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月20日、中0週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、プテラノドンに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

3月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4月12日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

4月21日、連闘で迎えた12戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた13戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

6月8日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた15戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた16戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、スガノギムレットに半馬身交わされて2着となった。

6月22日、連闘で迎えた17戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた18戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月13日、連闘で迎えた19戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

7月20日、連闘で迎えた20戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のキュウコウノウに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

8月5日、中1週で迎えた21戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた22戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた23戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦の新潟県畜産協会長賞3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた25戦目は、3歳B1-1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた26戦目は、三引獅子舞特別（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2二（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた28戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

11月19日、中2週で迎えた29戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4歳（2015年）

9月3日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

9月9日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3六（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

10月5日、中3週で迎えた32戦目は、一般C3八九イ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3六（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着を確保した。

12月1日、中2週で迎えた35戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、東毛酪農63℃賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3三四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

5歳（2016年）

1月1日、中3週で迎えた37戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた38戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

2月18日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた39戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。