フュドゥラヒロイン（1996年生、母スマノヒロイン）

フュドゥラヒロイン（1996年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のフュドゥラパリス（当時9歳）と交配したスマノヒロインが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は中川隆。戦績は、地方19戦3勝2着1回。1998年の寒梅特別(アラ系3歳)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中川隆から「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

中村光春厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

6月4日、デビュー戦は星野純一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（札幌(地)ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は390kg。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月10日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳オープンの山百合特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月6日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、長山光則騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた4戦目は、堂山直樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堂山直樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカムイエンゼルから6馬身差の2着となった。

9月15日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堂山直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサマニヒロミに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月22日、連闘で迎えた7戦目は、2歳オープンの十六夜特別（旭川ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は長山光則騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、2歳オープンのさざんか特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長山光則騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月20日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、アラ系3歳（札幌(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長山光則騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長山光則騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた11戦目は、2歳オープンのジュニアチャンピオン（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で長山光則騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で長山光則騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた13戦目は、2歳オープンの寒梅特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で長山光則騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月23日、中1週で迎えた14戦目は、2歳オープンのもみの木特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で長山光則騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（1999年）

1月2日、中0週で迎えた15戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた16戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は長山光則騎手（9戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカンダローズをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

2月7日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長山光則騎手（10戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のムーンガレットに6馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

3月21日、中5週で迎えた18戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

4月25日、中4週で迎えた19戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。