タランチュラ（2022年生、母レイナデルビエント）

タランチュラ（2022年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「オオツチグモ科のクモの通称」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時13歳）と交配したレイナデルビエントが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトフアーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

1月6日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月1日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳戦の榊町7ハロン（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた3戦目は、米玉利燕三騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の遠方7ハロン（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた4戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた5戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るニーケアイリスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月8日、中1週で迎えた6戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の八宇子さん誕生日記念（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したマサムネを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の父72歳ハッピーバースデイ（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ピラニアキッスにクビ差交わされて2着に惜敗した。

8月20日、中3週で迎えた8戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るタベザカリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月17日、中3週で迎えた9戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップライム賞（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた10戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は望月洵輝騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた11戦目は、一般C7（名古屋ダート920m 雨/稍重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。