シマユウスター（1997年生、母オギン）

1997.05.17

シマユウスター（1997年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のレオグリングリン（当時10歳）と交配したオギンが4歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は上居牧場。戦績は、地方30戦3勝2着8回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上居牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」と「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

今井光三厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1999年）

12月28日、デビュー戦は山下誠騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は507kg。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るワイエスマンナを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

3歳（2000年）

4月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下誠騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下誠騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた7戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は山下誠騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

7月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山下誠騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月15日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（12戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

10月16日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハヤテリッチマンをクビ差振り切って2勝目を掴み取った。

10月30日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山下誠騎手（13戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハシルオーゴンを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるアラノアラビヤを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

11月28日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミスシンザンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワイエスヒローを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

12月23日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山下誠騎手（14戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトミノモデルを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

4歳（2001年）

1月3日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサマーセンプウを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

4月8日、約3か月の休養明けで迎えた23戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

5月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で蔵重浩一郎騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイカンフブキを上がり0位の末脚で半馬身差し切って制した。

5月14日、中0週で迎えた26戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蔵重浩一郎騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた27戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蔵重浩一郎騎手（11戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蔵重浩一郎騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ショウリノダッシュに交わされて1馬身差の2着となった。

6月23日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で蔵重浩一郎騎手（13戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタマノセンプーにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で蔵重浩一郎騎手（14戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。