ローヤルオリオン（1988年生、母ミスタケミ）

ローヤルオリオン（1988年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンアンサー（当時22歳）と交配したミスタケミが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大野牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

1月27日、デビュー戦は作田誠二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

2月2日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で作田誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のレガシーフィールドに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月3日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で作田誠二騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

3月23日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で作田誠二騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

5月25日、中8週で迎えた5戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で作田誠二騎手（4戦1勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で作田誠二騎手（5戦1勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中京芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で作田誠二騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に終わった。

11月23日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、小谷祐司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、ホークジョイナーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小谷祐司騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小谷祐司騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（1992年）

1月26日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小谷祐司騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

2月1日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は作田誠二騎手（7戦1勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3月29日、中7週で迎えた13戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小谷祐司騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は作田誠二騎手（8戦1勝）。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

6月20日、中5週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/稍重）に出走。鞍上は小谷祐司騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月5日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷祐司騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。