トーホウリキジン（2002年生、母トーホウローズ）

Toho Rikijin

2002.04.01

トーホウリキジン（2002年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトーホウキング（当時7歳）と交配したトーホウローズが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長谷川 一男。戦績は、地方9戦1勝2着2回。2004年の若武者賞に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

梅山和則厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2004年）

7月18日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したキョウエイアオバを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

8月12日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、イチブパワーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月5日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンの若武者賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のキョウエイアオバをハナ差振り切って初白星を挙げた。

10月6日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の鎌倉記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

12月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、2歳戦のシクラメン特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2005年）

1月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

2月28日、中6週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

5月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、岩城方元騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（7戦1勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。