ウイングウインド（2018年生、母タムロウイング）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ディスティニーファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2020年）

10月10日、デビュー戦は小林凌大騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた2戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

12月12日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

3歳（2021年）

3月21日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4月17日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったジーガーオーシャンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

8月28日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

4歳（2022年）

4月19日、約8か月の休養明けで迎えた7戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎良騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎良騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

6月7日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、一般C2七八九（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎良騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

6月29日、中2週で迎えた11戦目は、SPAT4プレミアムポイント賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎良騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

7月28日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎良騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎良騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエムオーアプローズに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月7日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎良騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた15戦目は、品川かえで賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山崎良騎手（8戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2八九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山崎良騎手（9戦1勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したゴールドジャッジに半馬身届かず2着となった。

11月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山崎良騎手（10戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月29日、中5週で迎えた18戦目は、菜々緒賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山崎良騎手（11戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

5歳（2023年）

1月23日、中3週で迎えた19戦目は、田中洸多騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四十五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中洸多騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたエムオーナイナー決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

3月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中洸多騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のリコータイザンを半馬身振り切って2勝目を獲得した。

3月30日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2四五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中洸多騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のトゥジアースをアタマ差振り切って3勝目を挙げた。

4月21日、中2週で迎えた23戦目は、ラスティ・ネイル賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中洸多騎手（4戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

5月26日、中4週で迎えた24戦目は、モッキンバード賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中洸多騎手（5戦2勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月5日、中0週で迎えた25戦目は、スクリュー・ドライバー賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で田中洸多騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月26日、中2週で迎えた26戦目は、シルビア賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中洸多騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカヴァスに3馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

7月12日、中1週で迎えた27戦目は、タブコープ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中洸多騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

8月15日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、テキーラ・サンセット賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で田中洸多騎手（9戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったロアリングルックスに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

9月6日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた29戦目は、レッド・ライオン賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で田中洸多騎手（10戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1六七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で田中洸多騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったウナモンタナアルタに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

11月2日、中5週で迎えた31戦目は、ブラッディ・メアリー賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田中洸多騎手（12戦3勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ダイコクテンにアタマ差交わされて2着となった。

6歳（2024年）

2月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、一般C1五六七（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で田中洸多騎手（13戦3勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で田中洸多騎手（14戦3勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた34戦目は、ミモザ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で田中洸多騎手（15戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた35戦目は、ツアリーヌ賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で田中洸多騎手（16戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。