ヴィクトリーゲーム（2006年生、母エルステッド）

Victory Game

2006.02.21

ヴィクトリーゲーム（2006年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のラムタラ（当時14歳）と交配したエルステッドが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、地方7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、村下牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、古賀慎一によって105万円で落札された。

田島寿一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2008年）

9月9日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は475kg。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルハチフォレストに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月1日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

11月4日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦の葉牡丹特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2009年）

3月16日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

4月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、エンタイヤに交わされて2馬身差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヴィーヴァデジタルに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のハナミズキ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。