バージンマッカラン（2000年生、母プライヴェイトアイ）

バージンマッカラン（2000年3月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時7歳）と交配したプライヴェイトアイが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）松平牧場。戦績は、地方16戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳F2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松平牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、三浦牧場富川育成場から「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

中野明厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

7月4日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は461kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2003年）

4月16日、約9か月半の休養明けで迎えた2戦目は、青山裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳F5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビックキングオーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳F3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青山裕一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたミツキノマンボ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳F2（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るザアラビアンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて優勝

8月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた5戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 雨/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

9月28日、中5週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた8戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

4歳（2004年）

3月17日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。

4月10日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

4月20日、中0週で迎えた11戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3五六（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

6月12日、中0週で迎えた14戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3七八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。