ギンザターゲット（2021年生、母ギンザボナンザ）

ギンザターゲット（2021年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+標的、的」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時8歳）と交配したギンザボナンザが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方23戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2025年のリワメモ感謝祭杯2025(一般C2三)。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月11日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1800m 小雨/稍重）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

8月20日、中9週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

11月25日、中9週で迎えた4戦目は、2歳戦の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚がパッとせず18着に敗れた。

3歳（2024年）

3月12日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったウィルリライトに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた7戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた9戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のライトニング賞（川崎ダート900m 雨/重）に50kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月12日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、すぎもち。イリアム2周年ありがとう記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた13戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、金沢競馬プレミアム（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定戦のシンビジューム賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

4歳（2025年）

3月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、津久田先生今までありがとう記念（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた16戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、フルイチ初老記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた17戦目は、「CSFPT#3」開催+FPTコラボ記念（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月13日、中1週で迎えた19戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた20戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したメイショウメイボクを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

デビュー前

井樋一也厩舎（金沢）へ入厩。

6月3日、デビュー戦は鈴木太一騎手を鞍上に据えて、一般C1九（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

6月23日、中3週で迎えた21戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、機具岩特別（金沢ダート1500m 小雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた22戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、輪堂千速生誕記念第一回ちはやワークス賞特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

8月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、リワメモ感謝祭杯2025（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアエノジュピターに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月7日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた24戦目は、翔輝さんきさちゃんご結婚おめでとう!記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた25戦目は、楽天競馬×楽天モバイル賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、みんなを笑顔に幸福に!結斗君誕生日記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るレイオーバーを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を奪取した。

10月27日、中1週で迎えた27戦目は、能登復興支援能登演劇堂賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた29戦目は、第一回おにぎり百食達成記念特別編成（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。