ラバーズミス（1996年生、母Til Forbid）

Lover's Myth

1996.02.18

ラバーズミス（1996年2月18日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のSeattle Slew（当時22歳）と交配したTil Forbidが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

7月11日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は506kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るパーフェクトキスを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳G3の函館3歳ステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、牝馬限定3歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下の黄菊賞（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ドラゴンマリーンに交わされて1馬身差の2着となった。

11月29日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下のつわぶき賞（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

3歳（1999年）

12月18日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下の甘木特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で太宰啓介騎手（6戦1勝）。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず18着に敗れた。

4歳（2000年）

1月20日、中4週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた8戦目は、はりまや盃（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で太宰啓介騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月29日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で太宰啓介騎手（8戦1勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に敗れた。