ドロップオブムーン（2003年生、母ヒガシリーズン）

ドロップオブムーン（2003年2月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「月の雫。額の白徴から連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時7歳）と交配したヒガシリーズンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額840万円（4.2万×200口）で一口馬主が募集された。

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

4月22日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた2戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた3戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。