ハッピーエンジェル（2023年生、母クラウンハッピー）

ハッピーエンジェル（2023年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+天使」。毛色は芦毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時17歳）と交配したクラウンハッピーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクラウン日高牧場。2025年のダリア賞(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2025年）

6月29日、デビュー戦は遠藤汰月騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のハイティーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月9日、中5週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタイセイボーグに1馬身3/4の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定2歳G3のアルテミスステークス（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。