スリーピングガール（2006年生、母スズヨシャンハイ）

スリーピングガール（2006年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時19歳）と交配したスズヨシャンハイが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、地方10戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年のマリンフラワー賞(C1以下)。

経歴

デビュー前

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2009年）

6月16日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は459kg。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウカイスマートに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月13日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアーサデューに9馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月29日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦のマリンフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオレサマに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4歳（2010年）

6月14日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、さくらんぼ特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコスモスターを半馬身振り切って負け知らずの4連勝を決めた。

7月7日、中2週で迎えた5戦目は、天の川特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦4勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウケイプリンスに9馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

8月23日、中3週で迎えた7戦目は、星月夜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ネオグラティアに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中2週で迎えた8戦目は、舞岡特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（7戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5歳（2011年）

6月13日、約9か月の休み明けで迎えた9戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（8戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた10戦目は、天の川特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（9戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。