エクラン（1993年生、母ティアラ）

Ecrin

1993.05.15

エクラン（1993年5月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時5歳）と交配したティアラが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

9月7日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ローレンシアにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月28日、中2週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて15番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエスティージャンボに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月19日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

4歳（1997年）

5月25日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。