ローリエリベル(1991年生、母ハワードクイン)
Laurier Liber
1991.06.10
ローリエリベル(1991年6月10日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンシャインボーイ(当時17歳)と交配したハワードクインが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は今牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方13戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の一般C2。
経歴
デビュー前
境直行厩舎(栗東)へ入厩。
3歳(1994年)
7月23日、デビュー戦は東田幸男騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利(小倉ダート1000m 晴/良)に出走。馬体重は498kg。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。
8月14日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利(小倉ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手(1戦0勝)。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
8月27日、中1週で迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(小倉ダート1700m 曇/稍重)に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
9月17日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利(中京ダート1700m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手(1戦0勝)。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。
9月25日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利(中京ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手(2戦0勝)。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。
10月16日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(福島ダート1700m 曇/良)に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。
10月30日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利(福島ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手(1戦0勝)。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。
11月26日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、菊川正達騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下(中京ダート1700m 晴/良)に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。
12月4日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下(中京ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で菊川正達騎手(1戦0勝)。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。
4歳(1995年)
2月4日、中8週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下(小倉芝1800m 曇/稍重)に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で菊川正達騎手(2戦0勝)。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。
2月11日、連闘で迎えた11戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下(小倉芝1800m 晴/良)に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。
3月5日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下(中京ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は菊川正達騎手(3戦0勝)。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。
5月5日、中8週で迎えた13戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ C3イ(宇都宮ダート1400m 晴/不良)に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったボールドダンサーからクビ差の2着となった。
5月31日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ(足利ダート1400m 晴/良)に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドダンサーに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
6月10日、中0週で迎えた15戦目は、一般C2(足利ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手(1戦1勝)。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドダンサーに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。
7月9日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2(宇都宮ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手(2戦2勝)。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月24日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2(宇都宮ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手(3戦2勝)。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノノーザンに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
12月14日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、一般C2ロ C3イ(足利ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手(4戦3勝)。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のコマタカラオーをクビ差制して休養明け初戦を制した。
12月28日、中1週で迎えた19戦目は、風花特別(宇都宮ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で早川順一騎手(5戦4勝)。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5歳(1996年)
1月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2(宇都宮ダート1500m 雨/良)に出走。鞍上は7戦連続で早川順一騎手(6戦4勝)。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
1月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2(宇都宮ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は8戦連続で早川順一騎手(7戦4勝)。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月8日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、一般C3ハ(足利ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は9戦連続で早川順一騎手(8戦4勝)。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシーエースターに3馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。
6月26日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2ハ C3イ(宇都宮ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は10戦連続で早川順一騎手(9戦5勝)。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月18日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3イ(足利ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は11戦連続で早川順一騎手(10戦5勝)。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月31日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3ロ(宇都宮ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は12戦連続で早川順一騎手(11戦5勝)。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。