ミコハーン（2017年生、母アジャーニ）

Miko Khaan

2017.05.30

ミコハーン（2017年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋遊牧民の君主が名乗る称号」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパイロ（当時12歳）と交配したアジャーニが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は下屋敷牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下屋敷牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉永ファームによって172.8万円で落札された。

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

7月13日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は408kg。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったマジックキャッスルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中4週で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

10月5日、中6週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 雨/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた5戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

3歳（2020年）

1月25日、中9週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

3月14日、中6週で迎えた7戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入った。

4月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。