ギオンスパーク（1997年生、母スパークラビツト）

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、原田政幸によって262.5万円で落札された。

2歳（1999年）

6月13日、デビュー戦は岡元隆太騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

7月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート900m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡元隆太騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡元隆太騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた5戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキヨノスティンガーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2000年）

3月25日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のギオンミスアトラスに7馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

5月21日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタムロツヨシをアタマ差振り切って3勝目を収める

6月3日、中1週で迎えた9戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンタビーナスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のブレイズカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンタビーナスを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中3週で迎えた11戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメドゥーサを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

8月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

9月30日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヘイセイグランディに4馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

11月4日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマヤマオーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

11月26日、中2週で迎えた17戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオリオンザバンブーを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマヤマオーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って7勝目をつかんだ。

4歳（2001年）

1月4日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダンツグローリアスにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

1月21日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のウイングホースを半馬身振り切って8勝目をつかんだ。

2月12日、中2週で迎えた21戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（8戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた22戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナイキザホープに3馬身の差をつけて優勝

3月18日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホクトバリアントを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月21日、中4週で迎えた24戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は川野幸治騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

6月5日、中5週で迎えた25戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた26戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた27戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

7月20日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま全身全霊の粘りで持ち堪えて、最後は2着のフジフロンティアに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

9月10日、中6週で迎えた29戦目は、天王星特別（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた30戦目は、海王星特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は垂れてしまい5着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた31戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般B3 C1（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた32戦目は、オリオン座特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

5歳（2002年）

5月28日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた33戦目は、大澤寛之騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1六七（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大澤寛之騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

7月2日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、盛夏特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は森下博騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のサンキョウマジックを半馬身振り切って優勝

7月24日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1四（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（7戦2勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

8月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、一般C1四（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。