ビオンディーナ（2003年生、母アランヴァンナ）

Biondina

2003.03.13

ビオンディーナ（2003年3月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ブロンドの少女（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のエンドスウィープ（当時12歳）と交配したアランヴァンナが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,200万円（30万×40口）で一口馬主が募集された。

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

9月10日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

3歳（2006年）

4月9日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月30日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

7月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、6着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入った。

9月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。