バクマツノホシ（2001年生、母ヤマサコマンド）

バクマツノホシ（2001年6月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「幕末の星」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時14歳）と交配したヤマサコマンドが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中本隆志。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の一般C3-9。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中本隆太郎から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、中本隆太郎から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場され、栗嶋豊明によって262.5万円で落札された。

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

2月8日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月2日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

11月7日、中4週で迎えた3戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた4戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3-10（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた6戦目は、一般C3 15（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イラーヴァティに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月12日、連闘で迎えた7戦目は、一般C3-9（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るブルーサイレンサーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

4歳（2005年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、福寿草特別石川県馬主協会長賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

1月19日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた10戦目は、一般C22（名古屋ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲンキナシャチョウから2馬身差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた12戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた13戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマキチャンヒカルに2馬身の差をつけて制した。

4月17日、中2週で迎えた14戦目は、カシオペア特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月29日、中5週で迎えた15戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、カシオペア特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヤマミビッグワンを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

6月28日、中3週で迎えた16戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた17戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた18戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、スピカ特別（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月2日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた20戦目は、スピカ特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3-4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。