ラルーチェドーロ（2004年生、母ベルブラッシュ）

ラルーチェドーロ（2004年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黄金の光（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時10歳）と交配したベルブラッシュが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）川端牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方34戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年のM&Kジョッキーズカップ（第2戦）(C2-1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川端牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山上和良によって367.5万円で落札された。

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

12月24日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

3歳（2007年）

1月13日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

7月7日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた5戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

11月4日、中8週で迎えた6戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウインフラッグに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリバートーマスに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキュートザベストに3馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

12月24日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンザンマークに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2008年）

1月4日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイノキセキを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

1月20日、中1週で迎えた11戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミリオンナイトを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（5戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカシノマキバオーに1馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

3月2日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（6戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエストラゴンに1馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

6月18日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1九十（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて11着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた16戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた18戦目は、岩城方元騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩城方元騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1九 C2三（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩城方元騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では非凡な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月30日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩城方元騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月7日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩城方元騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩城方元騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したワタリフローラを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1四五（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩城方元騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩城方元騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岩城方元騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた27戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岩城方元騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

5歳（2009年）

1月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岩城方元騎手（10戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシベチャリフォルテを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

1月16日、中1週で迎えた29戦目は、初春特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で岩城方元騎手（11戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた30戦目は、群雄特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で岩城方元騎手（12戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月21日、中6週で迎えた31戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた35戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中直人騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた36戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、夏至特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた38戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大澤誠志郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた39戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。