ナツノオワリニ（2021年生、母デルマチャチャ）

Natsuno Owarini

2021.04.15

ナツノオワリニ（2021年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「夏の終わりに」。毛色は鹿毛。種牡馬のオーシャンブルー（当時13歳）と交配したデルマチャチャが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C2。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月21日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、5着に入り込んだ。

3歳（2024年）

9月12日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた4戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた5戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

11月17日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のウーバークイーンに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月17日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた8戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木志音騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。