コウテツプリンス（1984年生、母スピードエイト）
Kotetsu Prince
1984.04.24
コウテツプリンス（1984年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモンテプリンス（当時7歳）と交配したスピードエイトが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼斉藤牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方38戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳B1。
経歴
デビュー前
松山吉三郎厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1986年）
11月1日、デビュー戦は竹原啓二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。
11月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今一つ伸び切れず3着に終わった。
12月6日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹原啓二騎手（2戦0勝）。17頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。
3歳（1987年）
1月6日、中3週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1700m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。
3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。
4月26日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
5月10日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、デンタルパールに3/4馬身交わされて2着となった。
6月21日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の瀬波特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のあじさい特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月22日、中1週で迎えた10戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の瑞雲特別（三条ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月14日、中2週で迎えた11戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカンナ特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の奥只見特別（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月15日、中2週で迎えた13戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月24日、連闘で迎えた14戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のバンダイツヨシをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。
10月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の岡村記念（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大沢健司騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の錦秋特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大沢信夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月7日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の瓢湖特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のシクラメン特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大沢信夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた19戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1700m 雪/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で大沢信夫騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
4歳（1988年）
4月5日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、一般B2ハ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大沢信夫騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月25日、中2週で迎えた21戦目は、一般B2ロ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大沢信夫騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月2日、連闘で迎えた22戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大沢信夫騎手（7戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、渡部隆男騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月22日、連闘で迎えた24戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡部隆男騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月9日、中2週で迎えた25戦目は、吉川豊光騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉川豊光騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉川豊光騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月25日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉川豊光騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月6日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2ロ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉川豊光騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月12日、中9週で迎えた30戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉川豊光騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉川豊光騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉川豊光騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉川豊光騎手（8戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉川豊光騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
5歳（1989年）
1月3日、中2週で迎えた35戦目は、一般B3イ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で吉川豊光騎手（10戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月5日、約3か月の休み明けで迎えた36戦目は、一般B3ハ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉川豊光騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月25日、中2週で迎えた37戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で吉川豊光騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月4日、連闘で迎えた38戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で吉川豊光騎手（13戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月21日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で吉川豊光騎手（14戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月4日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉川豊光騎手（15戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月12日、中4週で迎えた41戦目は、一般B3イ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で吉川豊光騎手（16戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月26日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた42戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で吉川豊光騎手（17戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月5日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた43戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月6日、中8週で迎えた44戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星川兼一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月19日、中1週で迎えた45戦目は、伊藤茂則騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。