マチノアカリ（2008年生、母ヴァイオレットラブ）

マチノアカリ（2008年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「街の灯り。曲名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時16歳）と交配したヴァイオレットラブが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額5,000万円（125万×40口）で一口馬主が募集された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

1月23日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコスモハンサムをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

4歳（2012年）

1月5日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

3月17日、中9週で迎えた6戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。