ピンクレディ（2021年生、母オリジンファースト）

Pink Lady

2021.02.09

ピンクレディ（2021年2月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「カクテルの名」。毛色は鹿毛。種牡馬のDeclaration of War（当時12歳）と交配したオリジンファーストが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高大洋牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日高大洋牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、薪浦亨によって1,430万円で落札された。

保利良平厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2023年）

9月6日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 雨/良）に出走。馬体重は475kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のアンジェマリーナに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月9日、牝馬限定2歳1勝クラスのりんどう賞（京都芝1400m 外回り 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3歳（2024年）

3月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳C1（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバチェロレックスに5馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4月16日、中3週で迎えた4戦目は、3歳B C1（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のサンファウンテンに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月18日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上C1（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた6戦目は、グラジオラス賞（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた7戦目は、神戸ビーフ特別（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。