ウィンザーキャップ（1986年生、母シャトーメアリ）

ウィンザーキャップ（1986年5月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサテインゴ（当時16歳）と交配したシャトーメアリが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡厚真町、生産者は（有）イスズ牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方8戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

二分久男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

1月5日、デビュー戦は小屋敷昭騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサピエンスにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

2月19日、中3週で迎えた3戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた5戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネテパーンタルを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

4月22日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳400万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳400万下（京都芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

6月25日、中5週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳400万下（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた9戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中京芝2000m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

12月3日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず12着に終わった。

4歳（1990年）

4月29日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた13戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月2日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。