ロケットダッシュ（2010年生、母Unfinished Dream）
Rocket Dash
2010.04.23
ロケットダッシュ（2010年4月23日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「ロケット＋ダッシュ。ロケットのような走りを期待して」。毛色は鹿毛。種牡馬のBluegrass Cat（当時7歳）と交配したUnfinished Dreamが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地25戦3勝2着4回、地方11戦0勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳以上500万下。
経歴
デビュー前
キャロットクラブにて総額4,000万円（10万×400口）で一口馬主が募集された。
吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2013年）
3月10日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、5着に終わった。
3月24日、中1週で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。
4月28日、中4週で迎えた3戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。
7月27日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したサンマルヴィグラスにクビ差届かず2着に惜敗した。
8月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。
8月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のオーネットサクセスに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。
11月3日、中8週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に敗れた。
4歳（2014年）
2月16日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイシンテキサスに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
3月2日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のレディーに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。
5月3日、中8週で迎えた10戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に敗れた。
8月3日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。
8月30日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、クラウンカイザーにクビ差交わされて2着に甘んじた。
9月20日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（7戦1勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。
12月21日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。
5歳（2015年）
2月14日、中7週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（8戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。
2月28日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。
5月10日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月28日、中6週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く末脚を伸ばして、最後は2着のキャプレットに2馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。
7月11日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上1000万下の噴火湾特別（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。
10月17日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の飛翼特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッドキャンティーからハナ差の2着となった。
6歳（2016年）
2月28日、約4か月半の休み明けで迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の周防灘特別（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。
4月30日、中8週で迎えた22戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。
8月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。14着に終わった。
9月4日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた24戦目は、3歳以上1000万下の飯豊特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。
10月22日、中6週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。
7歳（2017年）
1月24日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、初夢賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。
2月13日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた27戦目は、フェブラリー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。
3月7日、中2週で迎えた28戦目は、マーチ賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早田功駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。
3月24日、中1週で迎えた29戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、弥生賞（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。
4月17日、中2週で迎えた30戦目は、大井競馬場グランドオープン賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は早田功駿騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。
5月10日、中2週で迎えた31戦目は、スピカ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。
6月15日、中4週で迎えた32戦目は、初夏特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早田功駿騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。
6月26日、中1週で迎えた33戦目は、パール賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で早田功駿騎手（6戦0勝）。15頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。
7月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、ハンデ戦の武甲山特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で早田功駿騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。
7月29日、中1週で迎えた35戦目は、カーネリアン賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で早田功駿騎手（8戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。
8月17日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の涼風特別（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で早田功駿騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。