ペイシャウイニング（2018年生、母ウイニングティアラ）

Peisha Winning

2018.03.24

ペイシャウイニング（2018年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時14歳）と交配したウイニングティアラが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。主な勝ち鞍は2021年の一般C4-5。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

7月11日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/重）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

8月28日、中6週で迎えた2戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

2021年8月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、未来へ駆けろ静内産馬賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、レベニューシェアに交わされて3馬身差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた4戦目は、ミシャ賞（門別ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のシャンプルミーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く持ち堪えて、最後は2着のコスモマイディアに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

11月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグレーフィンソニアに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

デビュー前

畠山信一厩舎（岩手）へ入厩。

デビュー前

畠山信一厩舎（岩手）へ入厩。

4歳（2022年）

3月13日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、一般B2（水沢ダート850m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた9戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のルーティンベルに4馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

4月19日、中1週で迎えた10戦目は、一般B2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般B2（水沢ダート850m 雨/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、3着に終わった。