ベアカキーン（2019年生、母オグリダイアン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヤマタケ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、熊木浩によって352万円で落札された。

2歳（2021年）

6月17日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は484kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のティーケークロスに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のシャイニングスター賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったナインバイパーにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のシャイニングヒーロー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンの川崎若駒オープン（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

12月16日、中4週で迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの川崎ジュニアオープン（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3歳（2022年）

1月1日、中1週で迎えた7戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2022幕開け特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

2月4日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のテンポラーレ賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったジェルジオに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の寒椿スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のミストラル特別（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアークデージーを猛烈な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の弥生スプリント（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のクロッカススプリント若潮スプリントTR（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のクラサーベルをクビ差振り切って3勝目を手に入れた。