エンプレスボード（2013年生、母ウマヒトスジ）

Empress Board

2013.05.03

エンプレスボード（2013年5月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「女帝＋父名より」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時16歳）と交配したウマヒトスジが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹 学。戦績は、中央平地2戦0勝、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳B。

経歴

デビュー前

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

10月25日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

3歳（2016年）

3月6日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

4月7日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジーニアスマアナに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳B（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジョウショウキセキに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。