ノーベンバーキング（1993年生、母ノーベンバーローズ）

ノーベンバーキング（1993年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時22歳）と交配したノーベンバーローズが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

渡辺栄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

5月18日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2500m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

6月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、リキアイユタカオーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、ジョーヤマトに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月24日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千田輝彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のメモリーエランをクビ差振り切って初白星を挙げた。