マシロンガール（2003年生、母Above the Salt）

マシロンガール（2003年1月26日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「オハイオ州の都市名＋冠名」。毛色は芦毛。種牡馬のWith Approval（当時17歳）と交配したAbove the Saltが16歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地17戦3勝2着1回、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

1月28日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は406kg。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に敗れた。

3月26日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

4月23日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

6月17日、中7週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡佑介騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフラワーパスにクビ差届かず2着に惜敗した。

7月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤岡佑介騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のトシザフレーズに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の登別特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤岡佑介騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤岡佑介騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

11月11日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の五色沼特別（福島芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

4歳（2007年）

1月21日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（7戦1勝）。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

3月18日、中7週で迎えた11戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

4月14日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伏拝特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

6月2日、中6週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（8戦1勝）。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエースデヨバンを半馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

7月16日、中5週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の有田特別（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

8月26日、中5週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の別府特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月29日、中4週で迎えた16戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のシゲルダイハッカイを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

11月3日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の醍醐特別（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（9戦2勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

12月22日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 雨）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。