イチフジネオン（2000年生、母スズネオン）

イチフジネオン（2000年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時15歳）と交配したスズネオンが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）坂元牧場。戦績は、地方11戦1勝。主な勝ち鞍は2002年のアラ系2歳F2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂元牧場から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」と「北海道10月市場アングロアラブ1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

田中道夫厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2002年）

7月30日、デビュー戦は松浦聡志騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は447kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

8月21日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、アラ系2歳F2（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた3戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F2（園田ダート820m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳F2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホホエミラブに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月8日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系2歳F1（園田ダート820m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系2歳F1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系2歳F1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦聡志騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系2歳F1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系2歳F1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3歳（2003年）

1月14日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。