エレクトラム（1996年生、母エレクトロアート）
Electrum
1996.03.28
エレクトラム（1996年3月28日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時7歳）と交配したエレクトロアートが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション 白老ファーム 。戦績は、中央平地19戦2勝2着1回、地方23戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の4歳以上500万下。
経歴
デビュー前
サンデーサラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。
稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1999年）
2月28日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。
3月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したニシノジョンナムに半馬身届かず2着となった。
3月20日、連闘で迎えた3戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。
4月24日、中4週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のノートルエトワールをハナ差振り切って初白星を挙げた。
8月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。
9月18日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。
10月17日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。
11月7日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。
11月28日、中2週で迎えた9戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。
12月18日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。
4歳（2000年）
8月19日、約8か月の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。
9月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の君津特別（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
9月16日、中1週で迎えた13戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のベネヴェントをクビ差振り切って久しぶりに白星を挙げた。
5歳（2001年）
3月11日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
3月25日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。
4月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。
5月12日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で平沢健治騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。
6月10日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で平沢健治騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
7月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、4歳以上500万下の織姫賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢健治騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。
6歳（2002年）
4月28日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から17kg戻して迎えた20戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月9日、中1週で迎えた23戦目は、かきつばた賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月24日、中1週で迎えた24戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月20日、中3週で迎えた25戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月5日、中1週で迎えた26戦目は、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。
8月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月16日、中3週で迎えた28戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月28日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で陶文峰騎手（9戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月23日、中1週で迎えた34戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で陶文峰騎手（10戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。
7歳（2003年）
1月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で陶文峰騎手（11戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。
1月13日、中0週で迎えた36戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で陶文峰騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた37戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で陶文峰騎手（13戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーヨーデンゲキから3/4馬身差の2着に敗北した。
4月14日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で陶文峰騎手（14戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゲストパークをハナ差制して久しぶりに勝利を挙げた。
4月27日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で陶文峰騎手（15戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシデンに1馬身3/4の差をつけて4勝目を手にした。
5月5日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で陶文峰騎手（16戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月19日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で陶文峰騎手（17戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月26日、連闘で迎えた42戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。