キョウエイリップル（2016年生、母キョウエイカプリス）

キョウエイリップル（2016年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋さざなみ」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時20歳）と交配したキョウエイカプリスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。主な勝ち鞍は2019年のファイナルレース(一般C3 22)。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

4月7日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず16着に終わった。

5月18日、中5週で迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

6月23日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた4戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオクラのおかか醤油和え特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた5戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート800m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るワンダースピリッツを自慢の末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

9月22日、中3週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた8戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鎌倉から初の高知特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3 19（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

10月19日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた11戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のイエローアイをハナ差振り切って2勝目を手中に収めた。

11月9日、中1週で迎えた12戦目は、キリンビバックス特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた13戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 15（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

12月7日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、妹尾将充騎手を鞍上に迎えて、一般C3 15（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月22日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた15戦目は、いつもありがとう特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

4歳（2020年）

1月1日、中0週で迎えた16戦目は、七福神特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

1月13日、中1週で迎えた17戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

1月21日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3 12（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったビーユアヒーローに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

1月29日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったウインバローラスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月5日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったパイクステソーロに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月26日、連闘で迎えた22戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3月3日、連闘で迎えた23戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、甘里シュガーデビュー4周年特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた24戦目は、名誉挽回木下智史特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（7戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた25戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた26戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3 15（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミコジェンヌに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた28戦目は、祝!!尚美誕生日特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

8月9日、中9週で迎えた29戦目は、健と彩希結婚前日特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。