テイエムオリンピア（2018年生、母フェートデュヴァン）

テイエムオリンピア（2018年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+古代ギリシアの都市。オリンピックに因んで」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフェノーメノ（当時9歳）と交配したフェートデュヴァンが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトフアーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上C2 23。

経歴

デビュー前

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

3月7日、デビュー戦は西谷凜騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は482kg。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

6月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

7月4日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

8月22日、中6週で迎えた4戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

9月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月16日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた8戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のディオアルバに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。