ルンバビーン（2009年生、母ソプランマリダフ）

ルンバビーン（2009年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ルンバ＋冠名（豆）。父名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時8歳）と交配したソプランマリダフが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方26戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の春田特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

2月11日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に敗れた。

3月17日、中4週で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

4月28日、中5週で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上C2（姫路ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアツヒメイナリに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月25日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のローオブネイチャーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

8月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したミチノスパローを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のウォーターカラーに3馬身半の差をつけて勝利をモノにする

10月17日、中2週で迎えた10戦目は、兵庫競馬IPAT発売記念賞（園田ダート1400m 雨/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、スナークワイルドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月7日、中2週で迎えた11戦目は、ひいらぎ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた12戦目は、やつで賞（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のポートワインをクビ差振り切って3勝目を手中に収めた。

12月28日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2013年）

1月22日、中3週で迎えた14戦目は、4歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のアポロサクシードに4馬身の差をつけて4勝目を収める

2月22日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のイクノファイトをハナ差振り切って圧倒的支持に応えた。

3月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブライティアアネルを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

3月25日、中2週で迎えた17戦目は、春田特別（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のサトコンワールドに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

11月8日、約7か月の休み明けで迎えた19戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、美しいまち・あだちビュー坊特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた20戦目は、オリオン座特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後はタレてしまい16着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた21戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、節季特別（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

5歳（2014年）

1月22日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（6戦4勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

2月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2六七八（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（7戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したオリオンザパワーにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月24日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（8戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた25戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（9戦4勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

5月12日、中5週で迎えた27戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた28戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた29戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた30戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。