ジュウール（1984年生、母トウフクシャルマン）

Joueur

1984.03.01

ジュウール（1984年3月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモンテプリンス（当時7歳）と交配したトウフクシャルマンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）前野牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、中央障害16戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

森安弘昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

9月6日、デビュー戦は天間昭一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

10月18日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で天間昭一騎手（4戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で天間昭一騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り続けて、最後は2着のアニーサイクロンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（1987年）

6月6日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳400万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で天間昭一騎手（6戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた8戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（福島芝1000m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

8月22日、中6週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下の湯沢特別（新潟芝1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は天間昭一騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

10月31日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた13戦目は、三浦春美騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 小雨）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で三浦春美騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は田中剛騎手（2戦0勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1988年）

1月9日、中2週で迎えた16戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

1月23日、中1週で迎えた17戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で坂本勝美騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた20戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で横田雅博騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月9日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は天間昭一騎手（9戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（10戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた24戦目は、森安輝正騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた25戦目は、瀬古正明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内 曇/良）に55kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた26戦目は、富田正信騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 小雨）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で富田正信騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で富田正信騎手（2戦0勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で富田正信騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクカハチジョウから6馬身差の2着となった。

12月18日、中1週で迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で富田正信騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（1989年）

5月13日、約5か月の休み明けで迎えた31戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は横田雅博騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。