フロムダウンタウン（1996年生、母Random Chance）

フロムダウンタウン（1996年3月31日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のCaerleon（当時16歳）と交配したRandom Chanceが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地13戦0勝、中央障害3戦0勝、地方30戦3勝2着3回。2000年の若草賞(ハンデ地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

3月28日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4月4日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 雨/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた4戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

7月17日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は横山賀一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山賀一騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

10月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山賀一騎手（6戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月13日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた14戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2000年）

4月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた17戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の若草賞（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月22日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のチューリップ特別（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、万代特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた20戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた21戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた22戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた23戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1550m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1550m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた26戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた27戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた28戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月13日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた30戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月11日、中5週で迎えた31戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のシングライデンに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月27日、中1週で迎えた32戦目は、シンビジューム特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンヒーローをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

5歳（2001年）

1月19日、中2週で迎えた33戦目は、葉牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスタンドアカリから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月9日、中2週で迎えた34戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマノブリザードから1馬身半差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた35戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた36戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、中5週で迎えた37戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた38戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般B（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキンノホシを3/4馬身振り切って3勝目を奪取した。

5月28日、中1週で迎えた39戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノキリコから1馬身半差の2着となった。

6月8日、中1週で迎えた40戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた41戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（11戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた42戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（12戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月12日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた43戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた44戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（14戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた45戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた46戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は倉地学騎手（15戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。