ジツリキニコマル（2017年生、母ニコマル）

Jitsuriki Nikomaru

2017.05.28

ジツリキニコマル（2017年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァンセンヌ（当時8歳）と交配したニコマルが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は大矢牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳C2二。

経歴

デビュー前

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

12月15日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。

3歳（2020年）

2月2日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

2020年2月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

5月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

6月9日、中3週で迎えた5戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のリブエターナルをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

2020年7月14日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。