ドーンコスモ（2021年生、母オースミコスモ）

ドーンコスモ（2021年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「夜明け+宇宙。母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時8歳）と交配したオースミコスモが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は広富牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方12戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2025年の一般C2十五。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

3月30日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

6月23日、中8週で迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/重）に出走。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

7月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く最後はマノアと並んで8着同着となった。

12月10日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた5戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、金沢競馬プレミアム（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

12月23日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた6戦目は、高木常行松本市技能功労者褒賞受賞記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4歳（2025年）

3月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2十五（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は加藤翔馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のイチバンザクラに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月13日、中3週で迎えた9戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた10戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2九（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた12戦目は、藤田あずさ生誕記念レース（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は加藤翔馬騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、一般C2九（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジーティージンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月23日、中0週で迎えた14戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は加藤翔馬騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた15戦目は、小林土居結婚記念特別編成（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のカミヤガルーラに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1九（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤翔馬騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1八（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤翔馬騎手（8戦2勝）。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったフェルナンダに詰め切れず、6馬身差の2着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた18戦目は、藤田記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤翔馬騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。