アスクエジンバラ（2023年生、母ハニートリップ）

アスクエジンバラ（2023年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+英国の地名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時10歳）と交配したハニートリップが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は三嶋牧場。2025年のコスモス賞(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

福永祐一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2025年）

6月7日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリヒトミューレに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

8月16日、中5週で迎えた3戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のミリオンクラウンに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

10月11日、中7週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳G3のサウジアラビアロイヤルカップ（東京芝1600m 小雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月29日、中6週で迎えた5戦目は、2歳G3の京都2歳ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったジャスティンビスタにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。