メイショウナイト（2003年生、母メイショウハミング）

メイショウナイト（2003年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋騎士」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウドトウ（当時7歳）と交配したメイショウハミングが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地16戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の千種特別(500万下)。

経歴

デビュー前

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

12月25日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入った。

3歳（2006年）

1月21日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたカツヨカムトゥルー決め手に屈してハナ差の2着となった。

4月9日、中7週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋亮騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入った。

5月6日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋亮騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るリバースプライトを上がり4位タイの末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

5月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋亮騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

6月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋亮騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の洛北特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋亮騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋亮騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

5歳（2008年）

9月15日、約26か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋亮騎手（9戦1勝）。17頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、6着に入り込んだ。

10月12日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で高橋亮騎手（10戦1勝）。17頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

12月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高橋亮騎手（11戦1勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

6歳（2009年）

1月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の千種特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で高橋亮騎手（12戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のゴールデンガッツを3/4馬身振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

2月8日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の壇之浦特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で高橋亮騎手（13戦2勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月7日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の千里山特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で高橋亮騎手（14戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月15日、約5か月半の休養明けで迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の西部スポニチ賞（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で高橋亮騎手（15戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。