リュバンドール（1986年生、母ダイゴロンプ）

Ruban d'Or

1986.05.08

リュバンドール（1986年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のビゼンニシキ（当時5歳）と交配したダイゴロンプが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

1月28日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 小雪/重）に出走。馬体重は428kg。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月12日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

7月1日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のタイヘンペックに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

8月13日、中5週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で加用正騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で加用正騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

9月30日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加用正騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

11月25日、中5週で迎えた8戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた9戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。