メイショウイザナミ（2015年生、母キュームレイト）

メイショウイザナミ（2015年4月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋日本神話の女神」。毛色は鹿毛。種牡馬のパイロ（当時10歳）と交配したキュームレイトが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパン・ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、高昭牧場によって691.2万円で落札された。

角居勝彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

3月10日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

6月2日、中9週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のナムラユメに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月2日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

4歳（2019年）

2月2日、中5週で迎えた7戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。