ドラゴネッティ（2009年生、母ドナヴィオラ）

ドラゴネッティ（2009年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「コントラバス奏者のドメニコ・ドラゴネッティより」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時8歳）と交配したドナヴィオラが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

10月16日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/重）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したプレミアムブルーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

12月10日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

3歳（2012年）

1月21日、中5週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り小雨/重）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

4月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサンライズメジャーを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

4月29日、中2週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

7月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の高山特別（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の足立山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の岩船特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた10戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた11戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

4歳（2013年）

2月2日、中8週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

5月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月26日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

7月28日、中8週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた16戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。