デラノーチェ（2008年生、母ベア）

デラノーチェ（2008年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「夜の（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時7歳）と交配したベアが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方46戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の一般C12。

経歴

デビュー前

長浜博之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月25日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

3歳（2011年）

1月22日、中3週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月25日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた5戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

9月30日、中9週で迎えた6戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月10日、中0週で迎えた7戦目は、3歳戦の祝健太☆りえこ結婚おめでとう杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のポルタに咲いた一輪の花（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた9戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイウングリッターを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

11月16日、中2週で迎えた10戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた12戦目は、一般C23（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったスズカキクヒメを3/4馬身捉え切れず2着となった。

12月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2012年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、新生・中京競馬場☆あと1か月（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた15戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた16戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた19戦目は、JA海部東かぶとまいカップ（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた20戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（11戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4月16日、連闘で迎えた21戦目は、姜志明結婚おめでとう記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテーオーオリビアに約11馬身の大差をつけてファンの支持に応えた。

5月16日、中1週で迎えた23戦目は、6/1鋼治&梓結婚記念杯（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

6月6日、連闘で迎えた25戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた26戦目は、七厘焼肉絆一周年記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月28日、中0週で迎えた27戦目は、一般C15（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（12戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカネトシグレースに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月2日、連闘で迎えた28戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（13戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

8月6日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のジェルソミーナに2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

8月22日、中1週で迎えた31戦目は、渚選抜（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（14戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るロゼブルーを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月22日、中2週で迎えた33戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルガイアに半馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月29日、連闘で迎えた34戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハイエストリガードに1馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

10月13日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた36戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた37戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた38戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた39戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた41戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた42戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた43戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2013年）

1月12日、中2週で迎えた44戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月19日、連闘で迎えた45戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた46戦目は、一般C2三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた47戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた48戦目は、一般C2三（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた49戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月9日、連闘で迎えた50戦目は、一般C2三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた51戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。