サンデークライム（1993年生、母ピステイーニヤ）

サンデークライム（1993年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時7歳）と交配したピステイーニヤが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方14戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年の冬いちご特別(C5)。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

5月18日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は484kg。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた3戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 小雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

8月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

9月28日、中7週で迎えた6戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

12月30日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1997年）

1月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカロックに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセラフィックユウに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月18日、中2週で迎えた10戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハスキーダンシャクに1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

3月1日、中1週で迎えた11戦目は、冬いちご特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒデノデュレンをハナ差制して破竹の4連勝を決めた。

5月31日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイフィーバーから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月10日、中0週で迎えた13戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターエンデバーから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた14戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で北野真弘騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月17日、中6週で迎えた15戦目は、西土佐村清流四万十カヌー館特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で北野真弘騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で北野真弘騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で北野真弘騎手（10戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で北野真弘騎手（11戦4勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で北野真弘騎手（12戦4勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で北野真弘騎手（13戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。